この投稿は、2021年は5月の13日にメッセンジャーに記していた雑記を、ブログ用に纏めたものです。
【奇天烈な出で立ちをばしたままに】に続く状況の説明であり、ひたすらに歩いているんです。
- 誰が何をしているのか
を記しているわけで、妖艶な女性が奇天烈な格好のままにそのようにしていることと、尾道の駅前より松永方面ということで、当時のそれな近辺を知っているかたにはなおはっきりと思い浮かべることができるように、そうではなくても続く街の風景でそれの描写をし、どのようなところであるのかを思い浮かべる為の助けを作り、ある程度の街並みということから、その格好がよりセンスの良いものではないことを間接的に表わし、恥ずかしがっていないこと、ひたすらに歩いているということから、それより優先をさせていることがあるということを表わしているということです。
また、
- AからBの方面という、方面にすることで進む方向を漠然と表わし
- 何があるのかは分からないですが視点のひとつはBのほうにあり
- 視点はこの人物を観ている
ということであり、これも視点の誘導であり、何処に行こうとしているのかは、まだ分からせたくにないことからも漠然としていて、《こちら》という文字で、Bのほうから観ているわけですが、
- こちらという文字で読み手とも登場人物とも違う視点をひとつ作っている
ということであり、読み手や登場人物以外の何かの視点があるわけです。 読み手は、ここまで読んだ限りでは、Bの辺りにまだ何があるのかということは分からずに漠然としていて、ここにも謎があり、精緻に記しているように観えれど読み手が想像をできる余地があるわけです。 商業小説であれば、面白い部分に焦点を当てるということからも、普通は章立てのひとつをまるまると使った状況の説明はしないんですが、このような形式ですので、それができるということもあります。
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